2009/01/08 ダブルマメダイチを読んで思ったこと
明けましておめでとうございます。
サイト運営8年目になりますが、今年もだらだらと続けていこうと思います。
今週号掲載、うすた先生の読切「ダブルマメダイチ」を読んで思ったことがありますが、今週号の感想としては書く気がないのでここに書いておこうと思います。

読んでみて面白かったのですが、どうも中途半端な印象を受けました。
甘酸っぱい青春ものを描きたいけど恥ずかしいからギャグで誤魔化してみました、みたいな感じでギャグの分量が間違ってるんじゃないかと感じました。
私の知る限りではうすた京介の作品は連載作品だけでなく読切にもすべてギャグが盛り込まれています。

先ほども述べたように、今回は明らかにギャグが入りすぎではないかと思うのです。
ギャグ作家としてあまりにも有名になりすぎたせいで生まれてしまった「ギャグ入れなきゃいけない」みたいな強迫観念が悪さした結果なのだろうと私は思うのです。
ここで一つオールギャグ無しを描いても良いんじゃないかと思うのです。



と、途中まで書いた後でマメダイチを読み直してみたのですが、「あれ?これもアリだな…」と思ったので書くのをやめました。
甘酸っぱさにギャグはいらないみたいな行き過ぎた考えがこれを書くことによって鎮火されたお陰で、正気を取り戻させてくれたのだと思います。
というか、あの「うすた京介の描く、ちょっと甘酸っぱいハイスクールドラマ」というアオリが変に期待させたんです(ということにしておきます)。
しかし、ギャグ無しを描いても良いんじゃないかという考えは変わっていないので、また過ちを繰り返すことになるのだろうなと思うのです。

 

 

 

 

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